いずれも 仮想カメラ と呼ばれる機能を用いるのですが、この仮想カメラは大きく分けて 2種類 あります。
以下 [A] または [B] のどちらかを、お好みで選んでください。
この箇所をどちらも 1920x1080 で入力&出力した方がSketchLiveの高画質配信の恩恵を受けられるので、変更する事を強く勧めます
( 初期設定だと 1280x720 等のやや画質粗目になる可能性が高い )
ただし、画質が高ければその分、上り帯域回線を多く使います。
固定の有線回線ではなく、ポケットWiFi系サービスをお使いの方は配信映像が不安定になる可能性も視野に入れておいてください。
また、「基本解像度」のサイズ設定に応じて、「出力解像度」のサイズ上限が変動します
大きい解像度へ変更したい場合は、先に「基本解像度」を弄ると良いでしょう。
[A] の標準搭載された仮想カメラを使う場合は、
シンプルに、OBS右下の操作領域から [仮想カメラ開始] ボタンを押すだけでOKです
( ちなみに、ここが開始されていないうちは、OBS待機画面 のような専用の静止画が代理映像として出力されます )
[B] のプラグインとして導入した仮想カメラを使う場合は、
OBSメニューから [ツール] を開き [VirtualCam] を選択します
すると、以下画像左側のウィンドウが表示されるので、下の [Start] ボタンを押して仮想カメラを起動させてください
( ちなみに、Start 状態でないうちは、仮映像は一面灰色の表示となります )
✨また、[☑AutoStart] にチェックを入れれば、OBSを起動するたび自動で Start 状態になるのでオススメです✨
⚠️ 注意 [A] + [B] 共通
※ 仮想カメラが起動した(Start状態の)ままだと、OBSの映像設定(解像度など)を弄れないので注意してください。
下の画像左側は [B] 仮想カメラプラグインのウィンドウですが、
いずれにせよ [A] でも [B] でも、仮想カメラが起動している間は 解像度設定(画像右側の項目)が弄れません
【注意】 PCに物理的なウェブカメラが付いている場合、最初は無条件でデフォルトのデバイスとして使われる可能性も考慮してください。
放送事故を防ぐ観点から、一度カメラを塞ぐor伏せるなどして試すと良いかもしれません
実際に PixivSketchLive で配信枠を取ってから、カメラで配信 を選択し、処理を開始します。
この時、初回操作時はブラウザ側から "カメラの利用許可を求める旨" 表示が出ると思いますので、「許可」を押します。
この許可設定は初回一度だけ行えば良いので、以降は原則不要となります。
※ 参考画像は GoogleChrome ブラウザのものです。FireFox や MicrosoftEdge では表示が異なるかもしれません
ここにサラッと書く事ではないんですが、FireFoxでのPixivSketch配信は正直やめたほうが良いです。
ガチでお勧めしません。
一度カメラの使用を許可をすれば、同設定画面から 利用できるカメラデバイスを一覧から選択できるようにもなるかと思います
( 逆に言えば デバイスが1種類しかない場合は決め打ちとなり、選択項目が出ないと思われます )
もし、複数のカメラデバイスを保有しているにもかかわらず候補に挙がってこない / 選択・利用できない場合は、
OBSやブラウザ全体の再起動、ひいてはPC自体の再起動を試してみてください
あとはそのまま 一番下にある青い [はじめる!!] ボタンを押して、よしなに配信を開始します 👍
以上、これらの手順を適切に踏んでいれば、当該する仮想カメラ が OBS上でレイアウトした画面(映像のみ)を、まるでウェブカメラを通しているかの如く振る舞ってくれます。
イメージ的には、仮想カメラ自体がOBSと(SketchLiveで使う)ブラウザの間を取り持ってくれる..みたいな感じですね。