基本的なキーワード設定は以下のようになっており、
このペアとなる設定を、
define.ini に一行ずつ書いて増やしていきます
反応させたいキーワード=表示させたいファイル名
半角イコール = で区切りますが、このときスペースなどの空白は入れないでください。
正しくキーワードやファイル名を判別できなくなります
この書き方のルールは、define.iniを編集する上で基礎的なルールでもあります
表記例
わこつ=いらっしゃい.png
こうすると、「わこつ」というキーワードに反応して、
srcフォルダの下にある いらっしゃい.png というファイルが表示されます
「挨拶」というフォルダに入れたい場合は、以下のような感じになります
わこつ=挨拶/いらっしゃい.png
::補足::
・キーワードは完全一致ではなく、コメントの中に指定されたキーワードが含まれていればその時点で反応します
・一部の半角記号は安易に含めることが出来ません
詳しくは
キーワードの仕様 を読んでみて下さい
表示位置を指定するオプションです
わこつ=いらっしゃい.png,X100,Y200
こうすると、いらっしゃい.png画像は、左から100ピクセル / 上から200ピクセル の位置に表示されるようになります
オプション同士の区切り記号は原則 , (半角カンマ)です
このオプションはX,Y共に省略すると、位置が 0 ピクセル として扱われます
X と Y のどちらか片方だけを指定する書き方も出来ます
表示位置をランダムに変更するオプションです
テスト=test.png,X200,Y100,RX100,RY100
こうすると、画像の表示位置にランダム性を持たせることができるようになり、
表示のぶれ幅が X+100 , Y+100の範囲に広がります
勿論省略も可能なので、
横だけ=画像.png,RX100
こうすると、Y(縦)範囲はランダムにならず、X(横)100ピクセル分の範囲でランダム表示になります
大きさを変更するオプションです
テスト=test.png,S0.5
こうすると、画像の倍率が 0.5倍 になります (つまり 50% に縮みます)
最小(実質非表示)が 0 で、1 にするとオリジナルのファイルサイズとなります
小数点で指定することを前提に作っています
このオプションは省略すると、1扱いのオリジナルファイルサイズで表示されます
また、倍率ではなくピクセル数で指定するタイプのオプション W , H も用意しています
こちらは、幅(W)と高さ(H)のどちらかを指定する事が出来ます
大きさ=image.png,W200
こうすると、image.png の画像サイズが 横幅200ピクセルの大きさで表示されます
アスペクト比率を強制的に固定するよう、内部で処理を行っているので、
テスト=正方形.png,W50,H300
このように、W,Hオプションを併用して画像を縦に引き伸ばして表示させることは出来ません
※ S , W , H オプションは併用せず、必ずどれか1つだけを使うようにしてください
100×100ピクセルのオレンジ色の画像Aを、
上から100px 左から200pxの位置で表示させるものとすると
テスト=A.png,X200,Y100
といった感じになります
更にこの状態で、画像を50%(0.5倍)の大きさにするSオプションを与えると、
表示基点を元に縮小され、下の図でいう濃いオレンジの大きさで表示されるようになります
テスト=A.png,X200,Y100,S0.5
ランダム範囲を指定したイメージは以下のようになります
テスト=オレンジ正方形.png,X200,RX300,RY200
設定されたランダム範囲は 300×200 ピクセルですが、
表示させる画像そのもの自体は 100pxの正方形なので
実際の範囲されうる領域が、表示される画像のサイズ分増える事に注意してください
オレンジの画像は、図に載っている位置に表示される可能性がある、という事になります
表示時間を変更するオプションです
テスト=test.jpg,T5000
このオプションを指定すると、個別に表示時間を設定できるようになります
単位はミリ秒なので、 5秒にしたければ 5000 を入力してください
このオプションは省略すると、
[keyword]セクションの
ClearWaitTimeで設定されている 秒数(ミリ秒単位) になります
ClearWaitTime を弄る場合は、自体の設定値が 100ミリ秒 を下回らないようにしてください
設定したキーワードに対し、複数の画像をランダムで関連付けることが出来ます
テスト=testA.jpg|testB.png
半角の記号 | で区切ることで可能です
ローマ字の小文字 l (エル) や I (アイ) ではありませんので注意してください
キーボードの ¥ マークを Shift を押しながらで打てる記号です
この場合、ランダムで testA.jpg または testB.png の画像どちらかが表示されます
1行分の設定で、一度に複数のキーワードを設定することが出来ます
あつい|暑い|熱い=hot.jpg
上記設定の例だと、
コメント内に あつい・暑い・熱い いずれかのキーワードがあれば、hot.jpg 画像が表示されます
::補足::
これは、正規表現と呼ばれる機能を用いたテクニックです