TOPに戻る / 公開 2020/02/26
こちらの注意喚起記事も是非一度お目通しください
⚠️PixivSketchLiveを巡回していたらヤバいユーザーの存在を知ってしまった件⚠️

PixivSketchLiveでOBSステレオミキサーの恩恵を受ける

特化概要

・過去、アマミキ! + 仮想サウンドカードの組み合わせで、マイク音声とBGMを同時に流す手法を公開していた
・今回は アマミキ!を使わず、OBS内蔵のステレオミキサー + 仮想サウンドカードを駆使して同等の効果を得られる手法を公開
・映像ソースの幅を広げる意味でOBSを使っている人もいるので、この方法を取れば映像も音もOBS1本に絞れるかと思います

OBS

https://obsproject.com/ja
界隈では有名なフリーの映像配信ソフト
こちらは既に導入済みである事を前提に話を進めていきますので、インストール方法等には触れません


仮想サウンドデバイス

仮想サウンドデバイスとは、ざっくり言えば「音の管理を受け持つ機能」であり、これを1つPCにインストールします。
OBSのミキサー機能に対し「さっきインストールした仮想サウンドデバイスの力を借りつつ、音を管理してくれ」と頼む事で、
BGM + マイク音声 の2つを混ぜ込み、PixivSketchLiveへの配信音として使わせることが可能になる...という寸法です

以下仮想サウンドデバイスのインストール方法です。
お好みでいずれか1つを導入してください
( 考えなしに両方突っ込んでも、機能がかち合う事はありませんが、本説明で使うのはどのみち1つだけとなります )

VB-Audio Virtual Cable

クリックでインストール手順展開

サイト上から VBCABLE_Driver_Pack[XX].zip (執筆時表記) をダウンロードします
下の方へスクロールすると他にもDL項目がありますが、そちらはドネート(寄付)を伴うバージョンとなっているようです


DLしたファイルを解凍(展開)すると、上記のようなファイル群が出てくるはずです
32bit/64bit OSの環境に応じ VBCABLE_setup_x64.exe (32ビットOSの場合は VBCABLE_setup.exe) を
右クリック → 管理者として実行 し、インストールを進めてください

※ 昨今の Windows10 搭載PC なら、大抵の方は 64bit だろうなーとは思うのですが、 良く分からないという方は pc ビット数 確認 等でググってみてください

後は概ね以下の様なウィンドウや確認ダイアログが出るので、
それとなく進めていけばインストールが完了します。


インストール直後の注意点
PCのサウンド再生デバイスが、インストールしたばかりの VB-Audio に置き換わっている場合があります (※ 急に音が鳴らなくなるなど)
サウンドコントロールパネルあたりから「再生」のタブを弄るなどして、
元々を再生用として使っていたデバイスを「既定のオーディオ」に再設定して戻して上げましょう。

同様に「録音」タブ内でも置き換わっていた場合、再設定してあげると良いと思います

また、この手のドライバは「インストール直後はまだ不完全な状態で、PC再起動後に正しく動作する」という事も十分考えられます
「上手く動作しない」等、ひっかかりを感じるようでしたら、まずはPC再起動してみると良いでしょう。話はそれから。

YAMAHA NETDUETTO β2

こちらは2020年11月30日を以てサービス終了との事。
後継としてYAMAHA SYNCROOMというものがあり、
このインストール過程で得られる「Yamaha SYNCROOM Driver」にて 似た性質の機能が使える可能性もあります
( 但し筆者は未検証 )

※ ▼ここからは「仮想サウンドデバイス1種」 及び「OBS」の"両方"がインストール済みである事を前提に説明していきます

【趣旨説明】OBSの音声ミキサー機能にある「モニタリング」を活用

OBSには標準で、(単純に表現すれば)デスクトップ音声とマイクからの入力を混ぜて配信に乗せる性質を持つ「音声ミキサー機能」が用意されています。
一般の配信サイト ( YouTube , Twitch , ニコニコ等 ) であれば、この機能を当たり前のように使えるのですが、
PixivSketchLive はストリームキーなどを用いたOBSからの配信に対応していませんので、通常はこの「音声ミキサー機能」の恩恵は得られません

しかし、OBSには「音声モニタリング」と呼ばれるオプションがあり、
結論から言えばこの「音声モニタリング機能」と先述の「仮想サウンドカード」を連携させることで、OBSの音声ミキサー機能の恩恵が受けられるようになります

[手順 1]:仮想サウンドカードの基本音量を確認

折角セッティングしても、利用するデバイスの基本音量が小さくては意味がありません。
PCのサウンド設定から、インストールした仮想サウンドカード(YAMAHA NETDUETTO または VB-Audio)のデバイスを開き、
「レベル」..つまり音量が小さすぎないか確認しておきましょう。

まずは一度最大レベルにしておき、様子を見ながら調節していく事を個人的には勧めています


[手順 2]:OBSの音声設定から、モニタリングデバイスを指定

OBSの設定ウィンドウにある「音声」項目を選びます
更にその中の「詳細設定」カテゴリから「モニタリングデバイス」の項目を弄り、
仮想サウンドカード...
つまり「ライン(Yamaha NETDUETTO Driver (WDM))」または「CABLE Output (VB-Audio)」を指定し、適用させます

※ 勿論、どちらかの仮想サウンドカードが既にインストールされている前提です
PCにインストールされていない場合、この項目は候補として出てきません


[手順 3]:OBSの音声モニタリングを有効にする

次に「オーディオの詳細プロパティ」の設定画面を開きます

下の画像を参照し、いずれかの方法でアクセスしてください

・「編集 > オーディオの詳細プロパティ」
・「音声ミキサー」上で右クリックしたメニューから
・「音声ミキサー」上の歯車マークをクリック



開くと、OBSに乗せた幾つかのソースが一覧で出てきます。
「音声モニタリング」というカテゴリがあり、恐らくデフォルトだと、全て「モニターオフ」になっているかと思います

表示されている項目中の2つ ( "デスクトップ音声" 及び "マイク" )を弄り、
いずれも「モニターオフ」から「モニターと出力」へと変更してください


[手順 4]:配信で使うマイクデバイスの指定先を、仮想サウンドデバイスにする

PixivSketchLive配信ページでマイクをONにしつつ「音声を入力するデバイスを選択」の欄で、
あなたが先程設定した仮想サウンドデバイスを1つ指定します

例:「ライン(Yamaha NETDUETTO)」または「CABLE Output (VB-Audio)」


▼ Chrome の場合



▼ FireFox の場合 (個人的にはSketchLive用途としては非推奨ブラウザ)


やっている事

OBS上の音声ミキサー機能でミックス・調節した結果の音を確認する機能...
つまり「音声モニタリング」機能があるのですが、普段これはOFFの状態です。
機能をONにしても、通常その音はデフォルトの再生デバイス(規定)へ出力されるようになっています。

モニタリング機能を有効にしつつ、その音の確認出力先を仮想サウンドカードへと仕向けることによって、
配信者側のサウンド環境に一切の影響を出すことなく、PixivSketchLiveの音経路へOBS上でミックス・調節した音を乗せられる...といった寸法です



その他留意事項

ステレオミキサーを利用するという事は、実質PCで再生されている音を配信にそのまま載せるという事でもあります。
PixivSketchLive は特性上、複数人で通話を行う配信にてミックス機能を使った場合、
相手の声を一度PCで拾い、それをまた相手に送り返す事となりますので、注意が必要です。

複数人で作業配信を行う場合は OBS の「デスクトップ音声」をミュートにすることで、この音声送り返し問題を解決できるかと思います。
あるいは、配信時に用いるマイクの入力デバイスを 仮想サウンドカードではなく、デフォルト・いつも通り使っている単体のマイクに戻す等しておきましょう。